SATOLOG

高校時代は不登校だった大学生のブログ。

*ネタバレ有り『君の膵臓を食べたい』住野よる

f:id:satoshinkun:20170814210322j:plain

こんばんは。サトシです。

今日は本の感想を書きます。住野よるさんの『君の膵臓を食べたい』です。2015年8月に購入し1回目を読み、2017年8月に2回目を読みました。この本は2017年7月28日に公開されて話題になりましたね。映画になったからもう一度読んだというわけでは全くなく、実家から帰る新幹線のお供として適当に持って行った本の一冊です。ちなみに映画は見ていません。

 

あらすじ

ある日、いつも暗く、友達がいない主人公は病院の待合室で一冊の本を拾います。手書きで「共病文庫」と書かれているその本はクラスメイトであり、明るく、友達も多い山内桜良のものでした。しかし、彼女は膵臓の病気を患っており、「共病文庫」は彼女の日記でした。そして、主人公は、そのことをきっかけに彼女の秘密である病気の事を知ってしまいます。そこから正反対のふたりが互いに影響し合っていきます。

 

良かった点

・タイトル

まずはこのタイトルですね。すごく興味を惹かれます。

・主人公の名前

主人公の名前が最後まで明らかにならず物語のなかでは【秘密を知ってるクラスメイト】くん、【仲良し】くん、【許せない相手】など様々な呼び方で呼ばれ、相手によっても呼び方が変わります。これは面白かったです。

 

イマイチだった点

 ・泣けない

本の帯には「読後、きっとこのタイトルに涙する」とあり、読んで泣いた方々のエピソードも書かれていますが、はっきり言って全然泣けない。私がよほど涙もろくないのか、エピソードの方々がよほど涙もろいのか。

・伏線

作中では、主人公と山内桜良が自殺用のロープをホームセンターで買ったり、主人公が桜良にウルトラマンのソフビ人形を上げたりする場面があり、その後に何かあるのかと思ったのですが、何もなし。自殺用のロープは何かあるのかとかなり気になったので残念でした。また、通り魔の話も出てきます。山内桜良は膵臓の病気で死ぬのではなく、通り魔に殺されるのですが、通り魔の話が出てきた時点で通り魔に殺されることは予想できてしまいました。

 

終わりに

タイトルのインパクトが大きく購入した本ですが、世間では過大評価され過ぎているのではないかと思います。内容も新しい感じは特にせず、n番煎じという感じでした。『いちご同盟』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などの作品と同じような感じがしました。タイトルが衝撃的だっただけに中身が普通で残念でした。面白くないわけではないですが何かもう少し欲しかったですね。