SATOLOG

高校時代は不登校だった大学生のブログ。

思考を整理しよう

 

f:id:satoshinkun:20170815220340j:plainこんばんは。サトシです。

今日も本について書きます。今日は外山滋比古さんの『思考の整理学』という本についてです。

飛行機なのかグライダーなのか

この本では、学校の生徒をグライダーであるとしています。というのは、グライダーが自分で飛ぶことができないからです。それに対して、エンジンを持ち自分で飛ぶことができるのが飛行機です。

 

本来、人間には受動的に知識を得る能力であるグライダー能力、自分でものごとを発明、発見することができる能力である飛行機能力が備わっているのですが、実際には、グライダー能力が圧倒的で、飛行機能力はまるでないという人がかなり存在します。現在、非常に優れたグライダー能力を持ったコンピューターが出現したことによって、私たちはグライダー能力兼飛行機能力を持つ必要が出てきたのです。本書ではその方法を考えていきます。

 

情報・アイディアの整理

 私たちは普通、ノートは1冊にまとめたほうがいいと考えますが、いきなりそれが覆されます。思いついたことをメモして、時間を置き、それを別のノートに書き写し、そこからさらに時間を置き、また別のノートに書き写すというのが筆者のやり方なのです。こうすることで、書き写すために目を通すことによって、良いアイディアとあまり良くなかったアイディアとを見分けることができ、それをまた別のノートに書き写すことによてさらに選別され、最後のノートには良いアイディアが集まるのです。

 

感想

この本は30年くらい前に発売された本なのですが、発売から30年たった今でも十分役に立つことが書かれていると思います。また、本自体がそれほど厚いものではなく、さらに、短編集のような感じでいくつかの項目に分けられて書かれているので読書があまり得意ではないという方でも読みやすいと思います。この本の帯によると東大・京大で一番売れたらしく(こういうことを書くと安っぽくなる気がするのですが)、東大生の感想も紹介されています。その中に「この本を読んでいないなんて、人生の半分を損している。」というものがあります。私は、こんな薄い本が人生の半分を占めるなんてどんな薄っぺらい人生を歩んできたのか...と思ってしまいますが、この方は本1冊の厚さが人生の半分を占めるんでしょう。ただ、実際、かなりタメになることが多く書かれているので一度は読んでみる価値があると思います。